物理学的水泳について
*水泳の魅力*
水泳は、体の全ての機能を発達させていくことができます。
また、水圧抵抗が掛かる為、筋肉が発達しやすくなり、基礎代謝の向上にもなります。
そして水中では、体熱が奪われるので、それを回復させる為のエネルギー代謝にも
なります。
他には、泳いでいる時、呼吸の制限がある為、循環機能の発達を促進したり、泳い
でいるとき気持ち良くて眠たくなったり、安らぎが感じられる、そういう精神上
の効果もあるのです。
*水との抵抗*
水との抵抗は、水深が深くなる程、水圧抵抗が掛かります。
割合的に言うと『普通に掛かっている抵抗の3乗』と言われています。
それだけ、水の中に居ると、カラダに圧力が掛かって来ます。
だから、水の中の運動をすると、足が細くなるんです。
水の中で前に進もうとする水圧抵抗は、速さをhとすると、2のh乗となります。
と言う事は、ストリームラインの必要性は、どれだけ水の抵抗を受けずに
進むかということですね。
どの泳ぎでも、スタートとターンの後はストリームラインを作らなければ
なりません。
というのも、ストリームラインをしている時間が、一番水の抵抗を受けずに、
進めるからです。
*重心の移動*
泳ぎには、体の重心が何処にあるかで、ストロークの伸びも変わって来ます。
特にクロールと背泳ぎは、みぞおちに一点を集中させ、
平泳ぎとバタフライは重心がヘソとみぞおちに
移動するので、そこに注意!!
キックとストロークが合わないと、抵抗が掛かってしまいます。
*ターンをする利点*
50M以上の競技は全てターンをしなければいけません。ターンをする利点は、
その分進む速さが速くなるということです。ターンをしくじると
最低約1.5秒違います。早く回るには、遠心力と水圧と抵抗力を使って
ターンすると、1番早い効率のいいターンが出来ます。
そうするためには…
- 素早く、自然に腕と一緒に体を収縮させながら回る。
- 蹴伸びする時には、すでにストリームラインが出来ている。
- 蹴伸びは、プールの深さの上から1/3の所で。
その点を、踏まえていけばOKです。
*足がつる理由*
泳いでいて、足がつる事ありますよね?
それは、単に練習不足もありますが、十分に準備体操が出来ていないからなのです。
あんまり、単時間につり過ぎると、そこの部分がつりやすくなって、大した
ことしないにもかかわらず、つってしまいます。
つらない為には、お風呂上りに10分位時間を掛けて、
カラダを伸ばす(体操をする)ことが大切です。
そうすると、新陳代謝が良くなり、血の巡りが良くなって、筋肉の収縮力が
強くなるのです。